DataMatrixの大きさ、文字数
DataMatrix(データマトリックス)仕様ガイド
DataMatrixは、省スペースで大容量のデータを格納できる2次元コードです。特に小さな部品へのダイレクトマーキング(DPM)などで広く利用されています。 ここでは、一般的に使用されるDataMatrix ECC200(正方形タイプ)の仕様について解説します。

基本仕様まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シンボル形状 | 正方形(ECC200) |
| 最小シンボル | 10 × 10 セル |
| 最大シンボル | 144 × 144 セル |
| クワイエットゾーン | 全周に1セル分以上必要 |
| 誤り訂正 | 自動設定(リード・ソロモン方式) |
最大データ容量
格納できる最大のデータ量は以下の通りです。
| データ種別 | 最大容量 |
|---|---|
| 数字 | 3,116 文字 |
| 英数字 | 2,335 文字 |
| バイナリ | 1,556 バイト |
| 漢字 | ※標準では非対応(バイナリ扱いなら可) |
[!NOTE]
対応文字種について
ASCII, C40, Text, Base256, X12, EDIFACTなどのモードがあります。
Shift-JIS等の日本語(漢字・かな)を扱う場合は、バイナリモードとして処理する必要があります。
主な特徴と注意点
1. 省スペース性
QRコードと比較しても、同じデータ量であればより小さな面積で印字できることが多いのが特徴です。
2. 誤り訂正率
QRコードのようにユーザーが任意にレベル(L/M/Q/H)を選ぶことはできません。ECC200では、データの約25%〜33%相当が誤り訂正符号として自動的に割り当てられ、高い読み取り信頼性を確保しています。
3. クワイエットゾーン(マージン)
シンボルの周囲には、最低でも1セルの幅以上の空白(クワイエットゾーン)が必要です。これが確保されていないと、リーダーがコードを認識できなくなります。
セルサイズ計算ツール
シンボルのセル数(バージョン)と、印字したい物理的なサイズを入力すると、1セルの大きさを計算できます。
マーキング装置やプリンタの分解能が、算出されたセルサイズに対応しているか確認する際にご利用ください。
セルサイズ計算ツール
計算式 (サイズ ÷ セル数)
0 mm ÷ 10 セル =
- mm
登録商標について
- DataMatrix®はMatrix Technologies社(現在はIDENTICODE社)の登録商標です。
- QRコード®は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
その他、記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。